結論 IFS(条件1,条件に合うもの1,条件2,条件に合うもの2…)
例で見ていきましょう
点数が80点より大きければ⚪︎、40点以上80点未満なら△、40点未満なら×を出したい!
うーん、IF式を使おう!
となるとこうなります
=if(D3>=80,"⚪︎",if(and(D3>=40,D3<80),"△",if(D3<40,"×")))
はい、想定の挙動はしますが美しくないですね。
また、後から見返したときにどういう条件だ?と理解する時間もかかってしまうので、
こういう場合はIFS関数を使いましょう!
使い方
IFS(条件1,条件に合うもの1,条件2,条件に合うもの2…)
正直これだけです。
実際に組んでみたものを見てみましょう
=ifs(D3>=80,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×")
赤い部分が条件、青い部分が条件に該当したときの結果です
条件→結果→条件→結果
と書いていくだけなので、簡単ですよね
条件に該当しないものが出た時の挙動
まずは以下の例をご覧ください
=ifs(D3=100,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×")
関数のうち、赤い部分を100点なら、という条件に変更しました
すると、参照セルのD3の点数は90点なので、IFS関数内の条件にどれも当てはまらず、
#N/Aが出てしまっています。
これがあるから、IFS関数は使いたくないんだ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
簡単な回避策があります
修正後のIFS関数
=ifs(D3=100,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×",true,"")
IFS文の最後の条件にtrueを入れました
今まで記載した条件にどれも当てはまらなければ、こうする、を記述するためのものと覚えておいてください
今回はどれにも当てはまらなければ空白にするとしましたので、上記の通り空白が返っています。
以上IFS関数の紹介でした。
条件に当てはまらないときの回避策を覚えておけば、結構使いやすいと思いませんか?
是非使ってみてください
それではご高覧いただきありがとうございました!
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