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「IF(〜〜,IF(〜〜」から脱出しませんか?(IFS関数の使い方)

01_スプレッドシート

結論 IFS(条件1,条件に合うもの1,条件2,条件に合うもの2…)

例で見ていきましょう
点数が80点より大きければ⚪︎、40点以上80点未満なら△、40点未満なら×を出したい!
うーん、IF式を使おう!
となるとこうなります

=if(D3>=80,"⚪︎",if(and(D3>=40,D3<80),"△",if(D3<40,"×")))

はい、想定の挙動はしますが美しくないですね。
また、後から見返したときにどういう条件だ?と理解する時間もかかってしまうので、
こういう場合はIFS関数を使いましょう!

使い方

IFS(条件1,条件に合うもの1,条件2,条件に合うもの2…)

正直これだけです。
実際に組んでみたものを見てみましょう

=ifs(D3>=80,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×")

赤い部分が条件、青い部分が条件に該当したときの結果です
条件→結果→条件→結果
と書いていくだけなので、簡単ですよね

条件に該当しないものが出た時の挙動

まずは以下の例をご覧ください

=ifs(D3=100,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×")

関数のうち、赤い部分を100点なら、という条件に変更しました
すると、参照セルのD3の点数は90点なので、IFS関数内の条件にどれも当てはまらず、
#N/Aが出てしまっています。
これがあるから、IFS関数は使いたくないんだ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
簡単な回避策があります

修正後のIFS関数
=ifs(D3=100,"⚪︎",and(D3>=40,D3<80),"△",D3<40,"×",true,"")

IFS文の最後の条件にtrueを入れました
今まで記載した条件にどれも当てはまらなければ、こうする、を記述するためのものと覚えておいてください
今回はどれにも当てはまらなければ空白にするとしましたので、上記の通り空白が返っています。

以上IFS関数の紹介でした。
条件に当てはまらないときの回避策を覚えておけば、結構使いやすいと思いませんか?
是非使ってみてください
それではご高覧いただきありがとうございました!

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