SUMIFS関数を使う時、「ここがこの条件」または「ここがこの条件」に合致する時に合計をしたい、と思うときはありませんか?
そんなときはSUMPRODUCT関数で解決しましょう!
結論SUMPRODUCT(条件,合計範囲)
1.SUMPRODUCT関数の定義
定義としては、SUMPRODUCT(配列1,配列2)なのですが、これではちょっと意味がわからないですよね。
そのため、結論に記載した通りに一旦覚えて頂ければ使うことができますよ。
2.条件の記述の方法
条件を記述する際は例えば、A列が1のとき、としたいときはこう書きます
SUMPRODUCT(A:A=1,合計範囲)
実際どう記述するかを見ると超わかりやすいですよね。
3.条件の記述方法(AND条件、OR条件)
【AND条件の場合】
結論、「*」を使います
A列が1、かつB列が2という条件のときはこのように書きます
SUMPRODUCT((A:A=1)*(B:B=2))
2つの条件を「*」で結んでいます。
これでAND条件となります。
2つの条件を結ぶときはそれぞれの条件を()で囲んでいるのもポイントです
【OR条件】
結論、「+」を使います
A列が1、またはB列が2という条件のときはこのように書きます
SUMPRODUCT((A:A=1)+(B:B=2))
2つの条件を「+」で結んでいます。
これでOR条件となります。
ANDは「*」、ORは「+」です。
4.合計範囲の記述の方法
これはとてもシンプルです。
合計したい範囲を明示するだけでOKです
例として、A列が1のとき対応するB列の和を求めるときは次のようになります
SUMPRODUCT(A:A=1,B:B)
この記述はSUMIFS関数と同じですね。
今回はSUMPRODUCT関数を取り上げました。
これを知っていると、集計作業などの際に幅がかなり広がりますので、
みなさまぜひ使ってみてください
それでは、ご高覧頂きありがとうございました
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