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CHOOSECOLSとFILTERでQUERYを超えてみよう(Googleスプレッドシート)

01_スプレッドシート

スプレッドシート専用関数QUERY関数も便利ですが、不等号+参照を噛ませるとき、ExcelでQUERY関数のように数値を出し入れしたいときにぜひ使ってみてください!

1.CHOOSECOLSとは

=CHOOSECOLS(範囲,列番号)

上記のように組むことで、指定した列の値を抜き出すことができます

上記の表からC列の値だけを抜き出したいときは

=CHOOSECOLS(B2:D,2)

と記述すると抜き出すことができます
2の部分は指定した範囲の始め(今回はB列)を1として、順に2、3…と数えますので
C列はB列から数えて2、ということになります。

2.FILTER関数とは

指定した範囲の中で、条件に合うものだけを抜き出す関数です。
その名の通り、関数でフィルターをかけます
上記の表でC列の点数が70点以上のみのものを抜き出したいときは

=FILTER(B2:D9,D2:D9>=70)

と記述します
結果は次のようになります

条件の記述の仕方は、条件を指定したい列に対して等号、不等号を記載したうえで数値や文字列を記載します。

3.CHOOSECOLSとFILTERの組み合わせ

FILTERで指定した条件に対応する値を抽出しましたが、
指定した条件に合致し、特定の列だけ抽出したい
ときにこの技を使います。
条件は上記の表で、点数が70点以上、抽出するのは教科名だけを抽出したいときは

=CHOOSECOLS(FILTER(B2:D9,D2:D9>=70),2)

と記述します。
2.で抽出した範囲に対し、その中で2行目だけを抽出したい
という記述の仕方です。
次の画像のように、条件にしたい値を別のセルに記載し、
FILTER関数の条件式にはそのセルを参照するような記述をすればより便利です

今回は以上です。
QUERY関数も便利ですが、最後のセル参照に関しては今回ご紹介したやり方の方が融通がきく気がします。
今回もご高覧ありがとうございました。

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