社会人になると、学生時代とは違い、時間やお金の制約がある中で、スキルアップやキャリアアップを目指したいという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、社会人におすすめの資格を5つ厳選しました。それぞれの資格の特徴やメリット、難易度、取得方法などを詳しく解説していきます。
1. 日商簿記検定
どんな資格? 企業の経営活動を記録・計算・整理し、財務諸表を作成するための知識を問う国家資格です。企業のお金の流れを把握することで、経営状態を分析できるようになり、ビジネスパーソンとしての基礎力を身につけることができます。
どんな試験? 筆記試験で、簿記の知識を問う問題が出題されます。3級、2級、1級とレベルがあり、段階的にステップアップしていくことができます。
難易度 3級は比較的易しく、簿記の基礎知識があれば合格可能です。2級は、商業簿記と工業簿記の両方の知識が必要となり、難易度が上がります。1級はさらに高度な知識が求められ、合格率も低くなります。
メリット
- 企業の財務状況を理解できるようになる
- 経理業務はもちろん、営業や企画など幅広い業務で役立つ
- 就職・転職に有利になる
2. ファイナンシャルプランナー(FP)技能検定
どんな資格? お金に関する幅広い知識を身につけ、個人や家族のライフプランニングをサポートする専門家としての能力を証明する国家資格です。家計管理、保険、投資、税金、不動産、相続など、生活に密着したお金の知識を習得することができます。
どんな試験? 学科試験と実技試験があります。学科試験は、FPに関する知識を問うマークシート方式です。実技試験は、FPとしての実務能力を問う記述式です。3級、2級、1級とレベルがあり、段階的にステップアップしていくことができます。
難易度 3級は、お金の基礎知識があれば合格可能です。2級は、より専門的な知識が求められ、難易度が上がります。1級は、さらに高度な知識と応用力が求められます。
メリット
- 自分自身や家族のライフプランを設計できるようになる
- お金の知識を活かして、家計管理を効率化できる
- 金融機関や保険会社など、幅広い業界で活躍できる
3. TOEIC® Listening & Reading Test
どんな資格? 英語によるコミュニケーション能力を測定する国際的な試験です。リスニングとリーディングの2つのセクションから構成され、990点満点でスコアが算出されます。
どんな試験? マークシート方式で、リスニングセクションでは、音声問題を聞いて解答を選びます。リーディングセクションでは、英文を読んで解答を選びます。
難易度 目標スコアによって異なりますが、基礎的な英語力があれば400点程度は取得可能です。600点以上を取得するには、ある程度の英語学習が必要です。800点以上は、ビジネスシーンで通用する高い英語力を証明できます。
メリット
- 英語力を客観的に証明できる
- 就職・転職活動で有利になる
- グローバル社会で活躍できる
4. ITパスポート試験
どんな資格? ITに関する基礎知識を問う国家資格です。ITの基礎知識を幅広く習得することで、ITを活用した業務効率化や問題解決能力を高めることができます。
どんな試験? コンピュータを使ったCBT方式で、ストラテジー系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から出題されます。
難易度 ITの基礎知識があれば、比較的容易に取得できます。過去問を繰り返し解くことで、合格率を高めることができます。
メリット
- ITリテラシーを証明できる
- あらゆる業界で役立つITの基礎知識を習得できる
- 就職・転職に有利になる
5. MOS(Microsoft Office Specialist)
どんな資格? Microsoft Office製品の操作スキルを証明する資格です。Word、Excel、PowerPointなど、それぞれのソフトごとに試験があり、レベルもスペシャリストとエキスパートの2段階に分かれています。
どんな試験? 実際にパソコンを操作して、課題をこなしていく実技試験です。
難易度 日頃からMicrosoft Office製品を使っている方であれば、比較的容易に取得できます。試験対策ソフトなどで練習することで、合格率を高めることができます。
メリット
- Officeソフトの操作スキルを客観的に証明できる
- 業務効率化に役立つ
- 就職・転職に有利になる
今回は、社会人におすすめの資格を5つご紹介しました。これらの資格は、どれも社会で役立つ知識やスキルを身につけることができます。 ぜひ、自分に合った資格を見つけて、チャレンジしてみて下さい。
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